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松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古の城です。
1593～1594年頃に建てられた五重六階の大天守を中心に、連結複合式と呼ばれる独特の構成をもった五棟の櫓が連なる天守群は四百有余年の風雪に耐え、戦国時代の優れた築城技術を今に伝えます。

明治の大改修後の昭和11年、国宝に指定されました。（昭和27年に再指定）
姫路城、彦根城、犬山城、松江城とともに国宝5城のひとつです。

周辺は松本城公園として整備されており、北アルプスを抱いた威風堂々とした姿と季節ごとに見せる様々な表情が美しく、松本のシンボルとして多くの方に親しまれています。
天守（本丸庭園）の観覧は有料です。

松本初の夜店が始まった場所であり、現在も露店やオープンカフェが並びます。
人情味溢れる通りで、ゆったりした散策が楽しめます。

明治9年（1876）に建てられた擬洋風建築の小学校校舎で、江戸から現代にいたる教育資料が多数展示されています。

文明開化の時代を象徴した洋風とも和風ともいえない様式の建物で、現代の校舎では見られないようなモダンな彫刻などが施されています。
令和元年に、近代学校建築として日本で初めての国宝に指定されました。

耐震工事のため、令和3年6月から令和6年秋ごろまで休館予定

北杜夫著の「どくとるマンボウ青春記」の舞台にもなり、大正時代に建てられた洋風校舎は当時の面影を今に伝えます。

市域の自然環境や文化、産業等の遺産の保護活用を図り、地域の多様な魅力や情報を発信し、人々が集い、学び、出会い交流し、未来を創造するための博物館です。

松本出身の前衛芸術家 草間彌生の巨大彫刻が玄関を飾るほか、市ゆかりの作家作品が多数展示される松本の芸術の発信地です。

白と黒のなまこ壁が続くしっとりした風情の街並みに蔵造りの店80軒が軒を連ね、城下町の歴史と文化が堪能できます。

松本市の紙問屋・酒井家五代200年にわたり収集してきた肉筆、版元を含め、浮世絵の初期から現代版画までを網羅した10万点に及ぶ膨大なコレクションを所有。
日本を代表する浮世絵博物館として、世界から来場者を迎える浮世絵の殿堂です。

鏡面のような美しい水面に、雄大な穂高の姿を映す大正池。
立ち枯れの木々が幻想的なようすは、上高地を代表する風景のひとつとして多くのメディアに登場します。
大正池は1915（大正4）年6月6日の午前に突然あらわれた池です。焼岳が大噴火をおこし、その際に噴出した多量の泥流により梓川がせき止められてできました。水没した林は幻想的な立ち枯れとなり、神秘の景観をもたらしています。
大正池はできた当時、梓湖と呼ばれたこともありますが、大正年間にできたことから今の名称が定着しました。

※上高地は11月16日から4月中旬まで閉山となります。

上高地の名所。梓川にかかる吊り橋で現在5代目を数える。
河童橋の名の由来は、昔ここに河童がすみそうな深い淵があったため、あるいはまだ橋のなかった時代、衣類を頭に乗せて川を渡った人々が河童に似ていたから、など幾つかの説があるが、真相は定かではありません。

※上高地は11月16日から4月中旬まで閉山となります。

乗鞍岳の東に広がる乗鞍高原は、広大な一の瀬園地や湿原、趣の異なる滝、雪質絶好のスキー場など四季を通して見所豊富です。

野麦峠を通じて岐阜県と接する奈川高原は、松本市の最西端にあり、一級品のそばとスキー場、そして温泉が魅力の高原リゾートエリアです。

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松本市東に広がる高原台地。北・南アルプス、八ヶ岳、浅間山、富士山までもが見渡せる360度の大パノラマが魅力。